コーヒーの世界
コーヒーが好きな人も、そうでない人も、コーヒーの魅力を知ってほしい。
コーヒーはとても奥が深い。そう語ってくれるお二人がとても印象的でした。
コーヒーには木言葉があります。それは「一緒にゆっくり過ごしましょう」
それは、二人がこれからの未来に誓いたい言葉でもあります。
受付では、ゲストの皆様にコーヒー豆を挽いていただきます。
とてもいい香りが漂います。
その豆を挙式では二人も挽きました。
仕上げは、お色直し入場後豆にお湯を注ぐ「コーヒー豆入湯」を行いました。
ゲストからも「いい香りー」と声が漏れるほど、、、
こうしてコーヒー一杯が出来上がる過程を楽しめるのも、魅力の一つです。
もちろん、このコーヒーにデザートを合わせて楽しむ時間は至福のひとこと。
思いを込めて
結婚式に向けて準備をするもの。
せっかくなら、手作り頑張りたい!と二人は指輪を作りました。
一生身につけるものだから、愛着が湧くこと、不格好でも味になること。
本当に世界に一つしかないこと。大切な指輪です。
その指輪をのせるリングピローも手作りです。
もともとリングピローは、結婚式で使用した後、赤ちゃんが生まれた時の枕になるものです。
ただ、最近では好きなアイテムを使ったり、家に飾れるもので考えたりしています。
二人も、ガラスの器に可愛い花を敷き詰めて用意されました。
ガーデンでの人気演出、ブーケトスでは、花ではなくみんなが喜ぶお菓子やパックをまとめてブーケに。
これも手作りされました。受け取ったゲストが喜んでくれる顔を想像しながら、、、
自分の表現
おしゃれな新郎は、引き出物の袋は捨てられてしまうものではなく、使えるもので!
と考え、綿のバックを用意しました。
使ってもらえる物、、、ですが、全面に二人の名前が大きく印刷されたデザイン!!
この袋をみたゲストからは「なんだこれー」と笑いが溢れます。
そんな自己主張も、新郎らしく、結婚式らしいシーンです。
きっと、結婚式の後もこのバックを使ってくれる友人が、笑いながらお二人の話をしてくれることが想像できます。
食事のお共に
美味しい料理を楽しみながら、ゆっくり過ごしてほしいというお二人のイメージから、おもてなしを考えました。
1品目の前菜では、オープンキッチンから出てくるスモーク演出。
ゲストの前にはもくもくのドーム。蓋をあけるとスモークの香りと一緒に彩とりどりの魚介類が現れます。
ところが、、、魚介ではない人たちがいます!
その人が好きなもの、エピソード等を料理の変わりにスモークの中に隠すサプライズ。
そんないたずらもお二人のおもてなしの気持ちが伝わる演出です。
また、スタッフが配るパンをお二人が配ることで、全員と会話するチャンスが生まれます。
話をしたことがない相手のゲストにも「お食事どうですか?」「焼きたてのパンです」と会話が弾みます。
一緒に歩いてほしい人
新郎の中座相手は、、、お兄様と妹様。
実はお兄様の結婚式でも兄妹3人で中座をしました。その時の曲は「マツケンサンバ」。
思い出の曲で踊りながら中座をしました。兄妹のなかで定番ができて、絆が深まる瞬間です。
きっと、ご親族様の中でも「マツケンサンバ」といえば、新郎の兄妹になったと思います。
新婦の中座相手は、、、祖母と兄。
「おばあちゃんと一緒に歩きたい!けど、、お兄ちゃんが寂しがるかな?」と。
では、みんなで一緒に歩きましょう!
とご提案。おばあちゃん達はとても嬉しそうに登場してくれました。
お兄様は少し恥ずかしそうでしたが、司会者から「手をつなぎますか?」と聞くと、しっかりてを差し出してくださる優しさ。
そんな姿を親御様も嬉しそうに見ていらっしゃいました。